G-HOUSE03@Mobile
[REVIEW]
Trae - Restless
(2006) GGGG 画像
G-Mabb社長、Traeの2nd。プロダクションにはQ-StoneのほかにScottNovelli、Mr.Leeなどの名前もクレジット。H-Townの周辺がメジャーデビューしていく中で最後のメジャー候補とされる。超低域高速ラップは今作もモチロン健在。ピアノの物悲しいイントロから始まり(2)ではその持ち味を最大限に生かす。大ブレイクしたYoungJocとBigPokeyを参加させたJocの例の曲のような(3)、地味目のビートでも大御所BunBにも負けない存在感を出す(5)、ソウルフルなネタを下敷きにゲストのYoungNobleもネチッこく絡みつくアルバムタイトルの(6)、BillyCookが歌い上げる(9)、PimpC、故Hawk、故FatPatがTraeを含め個々に渋さ全開でSwangする代表曲の(10)、盟友Z-Roが主役に負けない高速且メロディアスなフロウとヘタウマフックを決める(13)、C&SのサンプリグがScrewedミュージックへの敬意を切なくあらわす(18)など。G-Mabbをひっぱてきただけの貫禄はすばらしく、聞けば聞くほどにずぶずぶとのめりこめる。この男の評価が見直されるのもそう遠くはないはず。

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