G-HOUSE03@Mobile
[REVIEW]
■Snoop Dogg - Tha Blue Carpet Treatment
(2006) GGGG 画像
原点回帰という大名目を引っさげてGangstaなSnoopがカムバック!いままでのユルイながれを保ちつつGangsta色を全面にプッシュ。ライブ仕立てのBattlecat作のイントロにはGerogeClintonが参加。スムースなビートにSnoopのラップが流れるようにのった(2)、FredWreckによるほんわかトラックにNateDoggが伸びやかに歌う(3)、人種間との調和をテーマにしたリードシングルの(4)はB-Realが参加し緊迫感がたまらない。RickRockのHyphyビートにE-40、MC Eiht、GoldieLoc、Daz&Kuruptまでがマイクリレーを繰り広げる(6)。やはりE-40がひとつ抜け出ているか。BattlecatのTalkBoxが絡みSnoopとGameが相反したフロウを披露する重厚Gangstaチューンの(8)、(13)ではRhythmDをプロダクションで起用!SoopaflyとLilHalfDeadがこっそり参加したポップな(15)、Akonの歌声が切なくSnoopと絡み合う(16)、ヘヴィーチューンを盟友達と繰り広げる(19)、Dr.Dre制作の(20)は本人も参加し物悲しく語りあう。ラストはStevieWonderがLaidBackしまくりに歌い上げる(21)で終了!これだけ豪華なゲスト陣を集めてもSnoopのキャラが埋もれない。ゲストやプロデューサー陣からみてもわかるように今の立ち位置からのWestcoast勢の起用はお見事。Detoxへの伏線はこれで整った!
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