S:「俺は17歳の頃からHIPHOPビジネスに関わっている。これまで一緒に仕事をしてきたア−ティストを挙げると、Playa Hamm, K-Dee, Ice Cube, Before Dark, 2nd II None, J.J.Fad, Craig Mack,DJ Aladdin, Penthouse Players Clique, Battle Cat,Rodney O & Joe Cooley,Tweed Cadillac, Stan "The Guitar Man" Jones,General Jeff, Ms. Toi, Scarface,Doug E. Fresh, King Tee, B-Low-0, Montell Jordan。他にもたくさんいるぜ。俺のレーベルと契約してるTyler Paris, Jamon, Big Arch, Boss Mac, Tra'jor, Bluたちが俺のクルーかな。彼らのアルバムも近々出せると思うよ。」
★あなたはいつくらいからビートを作り出したんですか?
S:「ビート・メイクを始めたのは12歳(!)の時。最初にプロデュースしたのはDVSってグループの曲さ。確か“Standing On The Corner”ってタイトルだった気がするなー。」
★今回のアルバム『Futuristic Fonk』はどのように制作されたのですか?
S:「98年ごろからこのアルバムに取り掛かり始めたんだ。俺はまず多くの人たちに、俺が単なるDJってだけじゃなくプロデューサーでありソングライターであり、ラッパーでもあるってことを解って欲しかった。そして2002年にアルバムはほぼ完成し、今年の夏にようやくリリース出来る準備が整ったんだ。なぜこんなに時間がかかったのかって言うと、アルバムの始めから最後まで完璧なものにしたかったからなんだよ。
そして出来上がった頃に、ちょうどCISCO MUSICのRICHARDからディストリビューションの件で連絡をもらったのさ」
★『Futuristic Fonk』のコンセプトは何でしょうか?
S:「エキサイティングでありスムースなファンク(fonkと発音している)に、最高にセクシャルなリリックを載せたものをコンパイルしている。かなりキワドイ歌詞なんだけど誰かを侮辱してるってわけじゃないぜ」
★このアルバムに参加している他のアーティストについて教えてください。
S:「Playa HammはPent House Players Cliqueのメンバーのひとり。Jamonは俺のレーベル、Futuristic Fonkとサインしたんでこれから出てくるアーティストでChyna GyrlはもともとIce Cubeがフックアップしたんだ。そしてSTR8-Gはずっとシーンにいたヤツさ」
★あなたとDJ QUIKの関係について教えてください。
S:「俺がQUIKに会ったのは'91か'92頃で、彼は俺の最良の友人だ。それ以上は上手く言えないな…でもCool Ass Fuckなヤツだぜ。ヤツの仕事から学ぶことは多かったな」
★今後のプランは何かありますか?
S:「まずはアンダーグラウンドなアーティストをフックアップしていくとこかな。彼らの夢をかなえさせてやりたいし、手助けをしていきたいよ。あとはアメリカだけでなく、海外のアーティストともコラボレイトしていきたいね」
★今の西海岸のインディペンデント・ヒップホップ・シーンは非常に活発なように思えるのですが。
S:「ウエストコーストのインディペンデントな連中はすげぇアクティブだぜ。でもゲームの中には新しい才能に理解をしめそうとしない多くのヘイター(ヤッカミ屋?)が存在する。俺らがまずやんなきゃいけないのは、チーム・プレイヤーになるとこだと思うんだ何かを成し遂げたいって時に俺は手助けしてあげたいよ」
★日本のファンへ何かメッセージをお願いします。
S:「常に神に対して感謝し、夢を持っているんなら突き進んで欲しい。もし君たちがそれを信じているなら何者も止めることは出来ないんだ。きっと夢はかなうはずさ。俺はそういうことを多くのファンに分け与えていきたいんだ。あとは2ND II None, Ms Toi, Playa Hamm, Tweed Cadillacらが参加した俺のEP『The Remedy』もチェックしてくれ。今回のインタビューにも感謝してるよ」